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アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

2017

60分で読めるけれど一生あなたを離さない本
〜帯文より〜

いいアイデアってなかなか閃かないで困っている方への強力推薦書が今回の“アイデアのつくり方”です。この本はハガキを少し大きくしたサイズにページ数も102ページととても薄く小さい本の中にシンプルだけど実践的なアイデアのつくり方がとてもコンパクトにまとまっている本書。
著者のジェームスWヤング氏はアイデアのつくり方に対してこう語ってます。
「アイデアの作成について知っておくべき一番大切なことは、ある特定のアイデアをどこから探し出してくるかということではなく、すべてのアイデアが作り出される方法に心を訓練する仕方であり、すべてのアイデアの源泉にある原理を把握する事である。」
どんな技術も習得するのに大切な事は、“原理”と“方法”って事ですね、フムフム。
さらに読み進めていくとその原理は二つあり、その一つは
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないということである。」
そしてもう一つは、
「既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、物事の関連性をみつけ出す才能に依存する」
とあり、事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性がアイデア作成に最も大切だとヤング氏は言う。ここまでで、二つの原理、“アイデアは一つの新しい組み合わせ”という原理と、“新しい組み合わせを作り出す才能は物事の関連性を見つけ出す才能によって高められる”という原理を心にとめて、いよいよ“方法”についてが説明されていく。

第一に、資料集め。
こんなの当たり前だとツッコミながらページをめくっていたのですが、この第一段階がどんなに無視されているか、驚くばかりだとヤング氏は言う。
「この資料を実際に収集する作業は実はそうなま易しいものではない。これはひどい雑仕事であって、私たちはいつでもこれをいいかげんにごまかしてしまおうとする。」
大変に耳が痛い!
集めてこなければいけない資料には“特殊資料”と“一般的資料”の二種類あり、石けんの広告を例にすると、プロモーションする石けんが他の石けんとの違いを伝えるために、皮膚や髪の毛との関係が研究された結果、この課題だけでかなり分厚い一冊の本が仕上がり、この本から5年間広告に使えるだけのいろいろなコピーのアイデアが生まれ、5年間にその石けんの売り上げが10倍になったとあった。これが特殊資料。では“一般的資料”とは何かと言うと、日々の生活から宇宙まで森羅万象に興味を持つことであり、製品と消費者に間する特殊知識と、人生とこの世の様々な出来事についての一般知識との新しい組み合わせからいいアイデアは生まれるとありました。他にも4つのステップが解説されて、全部で第五段階の方法を習得することができるようになっている。

ヤング氏は言う。
「自分がみつけだした貴重な公式を惜しげも無く公表するのは、第一に、この公式は説明すればごく簡単なので、これを聞いたところで実際に信用する人は僅かしかいないこと。第二は説明は至極簡単だが実際にこれを実行するとなると最も困難な知能労働が必要なので、この公式を手にいれたところで誰もが使いこなせるようにはならないから、市場にアイデアマンが溢れて供給過多になる危惧はまずない。」
実際読み終えると、たしかに難しいことは一つも書いていなかった。広告の仕事はしていない人にこそ勧めたい本書。
新しい企画、サービス、商品、そして研究をしている人たちに、この小さな本は、きっと大きな助けになってくれると思います。

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